懺悔。

2003年8月30日
 
日記を書かなかった2ヶ月間は考え事ばかりしていた。
毎日、客先へ片道1時間から1時間半掛けて移動し
仕事が終わると同じ時間を掛けて帰ってきてたが
そうして車を走らせるたびに考え事をしてしまう。

「何がいけないんだろう・・・。」
「何を間違ったんだろう・・・。」
「どうすればいいんだろう・・・。」と。

運転中に考え事をするのは危険だと分かっていても
気が付くといろいろと考えていた。
全然運転に集中していないから、
いつの間にか車線をはみ出していたり
降りるべき高速道路のインターチェンジを
通り過ぎてしまったり、そんなことばかりしていた。

そしてそれは丁度、日記を休んで1週間頃の事だった。
ある田舎の道を走っている時にまた考え事をしてしまい
急に出てきた犬に気が付かずひき殺してしまった。
すぐに車を止め走り寄ったがすでに息は無く即死だった。
首輪もしていないし身体がかなり汚れていたので
野良犬のようだったがまだ可愛い子犬だった。

心臓が大きな音を立てている。
一気に汗が吹き出る感じがした。
そして悲しみと罪悪感が心の中に広がっていった。
何台か車が通っていったがほとんど人通りは無い田舎道。
でもたまたま車に道具があったので
自分のせいでタダの肉塊と化した子犬を
震える手で抱えて道端の土手に埋めてあげた。
まだ身体は温かかった・・・。

ごめんなさい・・・ごめんなさい。
そう今更思っても遅いけれど
つぶやかずにはいられなかった。
そして家までの道のりはとても長く
今度はその子犬の事ばかり考えていた。

そしてその夜は眠ることなく翌日の朝を迎えた。
落ち込んでいたところに更に追い討ちを掛けてしまい
ずーっとどこまでも落ちて逝きたいと
ついそう思ってしまう自分がいた。

本当にごめんなさい・・・。
  

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索